食品ロス削減の動きと包装の役割

23 6月 by admin

食品ロス削減の動きと包装の役割

70億人を超えた世界の人口。その中で8人にひとりが飢餓に苦しんでいるといいます。一方で、世界全体では毎年、精算食料の3分の1に相当する13億トンもの食品ロス、廃棄が発生していると言います。先進国では、どんな食品でも容易に手に入ります。スーパーマーケットやコンビニの棚には、いつも満杯。新鮮な食べ物で溢れています。その一方で、消費期限や賞味期限前の食品が棚から降ろされて、返品されたり破棄されたりしています。また、開発途上国などでは、畑で収穫された青果が適切な加工や保存、包装の技術がないために、消費者まで届かずに破棄されることも多い。日本でも、食料自給率が先進国では最低の40%未満です。食料を輸入に頼っているにも関わらず、精算から小売までの間や消費の段階で捨てられています。まだ食べられるものが捨てられているのです。