無菌充填包装システムについて

7 3月 by admin

無菌充填包装システムについて

医薬品の包装では改ざん防止効果も高く、中身が取り出しやすいという利点も必要です。

深絞り包装機も軟らかいフィルムを成型した充填・封緘する形式です。

人が触れないので、クリーン包装のスライスハムなどに使用されています。

殺菌した包装容器に殺菌した食品を無菌状態で包装することで、包装内の微生物生菌数を0にできます。

これにより、常温下で、長期間の保存や流通を可能にできます。この包装のことをアセプティック包装と呼びます。

無菌包装というのは、人体に有害で最も耐熱性のあるボツリヌス菌を死滅させて滅菌することです。

おもにミルク、乳飲料、コーヒー飲料、コーヒー用のミルク、お茶、果汁飲料、スープ類などに用いられています。

通常の無菌包装というのは、包装容器を包装機械内で薬品を用いて殺菌します。

薬品は過酸化水素、過酢酸などになります。殺菌して無菌室で殺菌済み食品を充填、熱封緘して、製品を作ります。

包装機は、フィルムや容器を供給、殺菌、充填シールするインライン包装機が多く、遠隔操作されています。

バックインボックスというのは、あらかじめγ線で殺菌したプラスチック内袋を包装機に挿入して、無菌状態で、開口・充填・封緘した食品包装です。

これらは、前殺菌法となります。レトルト殺菌包装は、未殺菌の状態で充填缶や袋に入れた後に高温加圧滅菌する殺菌法となります。

紙容器は、乳飲料、コーヒー飲料などです。紙容器でレンガ型と呼ばれるものは、牛乳、コーヒー飲料などです。

紙缶は乳飲料やスープ類などです。プラスチック容器は、インライン生産でコーヒー牛乳などです。カップは、カップ供給生産でデザートなどです。プラスチック袋は乳製品やめんつゆなどです。

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